器質性月経困難症に対する適正なホルモン療法等に係る研修

令和2年度の診療報酬改定において「婦人科特定疾患治療管理料」が新設されました。
本研修は、以下の算定要件と施設基準(以下の目次にリンク)に対応した厚生労働省認定の日本産科婦人科学会と日本産婦人科医会が共同で行うe-ラーニング研修です

 主催:公益社団法⼈ 日本産科婦人科学会、公益社団法人 日本産婦人科医会
 運営:株式会社学研メディカルサポート

受講希望者は内容をご確認のうえ「お申し込みページを開く」ボタンからお申し込みください

目次

  1. 「婦人科特定疾患治療管理料」の保険収載について
  2. 「婦人科特定疾患治療管理料」の算定要件と施設基準
  3. 配信内容・スケジュール・受講料
  4. 注意点
  5. Q&A
  6. お申し込み
  7. 受講開始
  8. お問い合わせ

1.「婦人科特定疾患治療管理料」の保険収載について

わが国では、若年女性の70~80%に月経困難症状があり、さらに、その3分の1以上に薬物などの医学的介入が必要とされています。

その原因として、子宮筋腫や子宮内膜症などの婦人科良性疾患がありますが、これらは日常生活に支障をきたすだけでなく、将来、疾患の増悪や妊孕性低下にもつながることがわかっています。

したがって、月経困難症はその場さえ乗り切ればよい疾患ではなく、生涯にわたるヘルスケアを見据え、社会経済活動や妊娠へのサポートも考慮しながら、女性のニーズにあったきめこまかな指導をしていくべききわめて重要な疾患といえます。

このような背景のなか、令和2年度の診療報酬改定において、婦人科疾患に対する初めての外来指導管理料である「婦人科特定疾患治療管理料」が保険収載されました。

この「婦人科特定疾患治療管理料」を算定するためには、各担当医が「器質性月経困難症に対する適正なホルモン療法等に係る研修」を受講することが必要となりました。これは、十分な知識をもった診療担当医が、月経困難症を訴える患者に正しい知識と適切な治療方針を提示したうえで、将来にわたる管理指導を行っていくことが求められているということにほかなりません。

本研修では、各単元の最後には研修の理解度を確認する問題、アンケートを実施しています。

アンケートは、本研修を今後さらに改善するため、あるいは婦人科特定疾患治療管理料の今後のあり方について検証するために活用させていただきますので、ぜひご協力いただきますようお願い申し上げます。

先生方におかれましては、本研修および「婦人科特定疾患治療管理料」の意義をご理解いただき、本オンライン研修を受講のうえ、多くの月経困難症に悩む女性のサポートをしていただきますようお願い申し上げます。

ページTOPへ

2.「婦人科特定疾患治療管理料」の算定要件と施設基準

算定要件
  1.  婦人科又は産婦人科を標榜する保険医療機関において、入院中の患者以外の器質性月経困難症の患者であって、ホルモン剤(器質性月経困難症に対して投与されたものに限る。)を投与しているものに対して、婦人科又は産婦人科を担当する医師が、患者の同意を得て、計画的な医学管理を継続して行い、かつ、療養上必要な指導を行った場合に、3月に1回に限り算定すること。
  2.  治療計画を作成し、患者に説明して同意を得るとともに、毎回の指導内容の要点を診療録に記載すること。なお、治療計画の策定に当たっては、患者の病態、社会的要因、薬物療法の副作用や合併症のリスク等を考慮すること。
  3. 治療に当たっては、関連学会等から示されているガイドラインを踏まえ、薬物療法等の治療方針について適切に検討すること。
  4. 注1 別に厚生労働大臣が定める施設基準に適合しているものとして地方厚生局長等に届け出た保険医療機関において、入院中の患者以外の器質性月経困難症の患者であって、ホルモン剤(器質性月経困難症に対して投与されたものに限る。)を投与している患者に対して、婦人科又は産婦人科を担当する医師が、患者の同意を得て、計画的な医学管理を継続して行い、かつ、療養上必要な指導を行った場合に、3月に1回に限り算定する。

    2 区分番号A000に掲げる初診料を算定する初診の日に行った指導又は当該初診の日の同月内に行った指導の費用は、初診料に含まれるものとする。

施設基準
  1. 婦人科特定疾患治療管理料に関する施設基準
    (1) 当該保険医療機関内に婦人科疾患の診療を行うにつき十分な経験を有する常勤の医師が1名以上配置されていること。
    (2) (1)に掲げる医師は、器質性月経困難症の治療に係る適切な研修を修了していること。ただし、研修を受講していない場合にあっては、令和2年9月30 日までに受講予定であれば、差し支えないものとする。なお、ここでいう適切な研修とは次のものをいうこと。
      ア 国又は医療関係団体等が主催する研修であること。
      イ 器質性月経困難症の病態、診断、治療及び予防の内容が含まれるものであること。
      ウ 通算して6時間以上のものであること。

  2. 届出に関する事項
    婦人科特定疾患治療管理料の施設基準に係る届出は、様式5の10 を用いること。

ページTOPへ

3.配信内容・スケジュール・受講料

(各講義約50分・テスト・アンケート)
  内容 講師
1 月経困難症に対する適切な管理の意義 甲賀 かをり 先生
(東京大学大学院 医学系研究科 産婦人科学講座)
2 各疾患の病態と鑑別疾患 江頭 活子 先生
(九州大学 医学部 婦人科学産科学教室)
3 子宮内膜症、子宮腺筋症、子宮筋腫の治療 谷口 文紀 先生
(鳥取大学 医学部 医学科 器官制御外科学講座 産科婦人科学分野 准教授)
4 エストロゲン、プロゲスチンと薬物の作用機序 北脇 城 先生
(京都府立医科大学大学院 医学系研究科 女性生涯医科学 教授)
5 内分泌療法の実際(副作用、禁忌も) 小林 浩 先生
(奈良県立医科大学 産婦人科 教授)
6 保険制度と実際の運用 谷川原 真吾 先生
(スズキ記念病院)
お申し込み受付開始
2020年7月1日(水)10:00~予定
配信開始
2020年7月1日(水)10:00~予定
受講・修了証発行期間(アカウントの有効期限)
決済日から60日

※受講履歴のご確認と修了証のダウンロード機能も、アカウントの有効期限が過ぎるとご利用いただけませんのでご留意ください

受講料
日本産科婦人科学会員/日本産婦人科医会員の方:10,000円(税別)
上記以外の方:50,000円(税別)

ページTOPへ

4.注意点

※ 一般的なパソコンおよびスマートフォン、タブレット端末でご利用いただけます
>>> 詳しい推奨閲覧環境はこちらからご確認ください
※ 各単元は約50分の講義、その後のテスト5問、およびアンケートによって構成されています。講義映像を視聴したあとにテストに進むことができます。各単元のテストは4問以上の正解で合格となります。不合格の場合には再度受験して下さい ※ 講義映像の視聴が完了しなければテストへ進めません。講義映像の視聴完了がシステムに反映され、次の項目に進めるようになるまで、数秒~最大で10分程度かかる場合があります ※ テストに合格後にアンケートにお答えください。オンデマンド講義、テスト、アンケートがいずれも受講済となると、その単元が「履修完了」となります ※ 6単元が「履修完了」となれば、e-ラーニングシステムのトップページの最下段のアンケートにお答えください。その後にe-ラーニングシステムのトップページに「履修証明書」のコマンドが表示されますので、これをクリックすると「修了証」がダウンロードされます(ファイルが保存される場所はお使いの端末の設定により異なります) ※ 1単元ごとにログオフすることができます。最初に受講登録をしてから60日間は合格した単元は記憶されています ※ アカウント有効期間中は、何度でも受講することが可能です ※ 修了証はアカウントごとに1枚発行します(ダウンロードは期間中、何度でも可能です) ※ 修了証に学会/医会の団体名とロゴが表示されていることを必ず確認してください。背景と団体名の入っていない修了証は、受講の証明として認められません。 修了証 ※ アカウント有効期間の延長はできません。再受講のためには、お手数ですが、再度お申し込みをお願い申し上げます ※ アカウントの有効期限は、アカウントお知らせメールに記載されています ※ 毎週水曜0:00(火曜24:00)から最長2時間、メンテナンスのためオンデマンド講義をご視聴いただけない場合があります(テストは受験可能)

ページTOPへ

5.Q&A

研修に関して

「婦人科特定疾患治療管理料」を算定する際の適切な研修にはどのようなものがありますか?
令和2年7月現在、本e-ラーニングは厚生労働省から適切な研修として認められています
地区や学会での講習会は研修として認められますか?
施設基準によると、適切な研修とは「ア 国又は医療関係団体等が主催する研修であること。イ 器質性月経困難症の病態、診断、治療及び予防の内容が含まれるものであること。ウ 通算して6時間以上のものであること。」とされています。本e-ラーニング以外の講習会を受講する際は、その講習会が器質性月経困難症の治療に係る適切な研修であるかご確認ください
わたしは医師ではありませんが、受講できますか?
受講のお申し込みには医籍登録番号が必要ですので、医師以外は受講できません
わたしは内科医ですが産婦人科関連の疾患も診察しています。研修を修了したら「婦人科特定疾患治療管理料」は算定できますか?
先生がご所属の医療機関に、婦人科疾患の診療を行うにつき十分な(専門医取得レベルの)経験を有する常勤の婦人科もしくは産婦人科医師が1名以上いる場合、彼らと協力して先生が治療管理する場合に算定することは可能です
受講しましたが、テストに不合格になりました。何回までチャレンジできますか?
最初に受講登録をしてから60日間は受講履歴や合格した単元は記憶されていますので、その間であれば何度でもテストを受験できます

課金に関して

勤務施設に請求書を送付してもらうことはできますか?
受講者はお申し込み時に各自クレジットカードまたはコンビニエンスストアでお支払いいただくことになります。領収書を発行することは可能です
施設に勤務する複数の医師で一括して支払いすることはできますか?
受講者ごとにお支払いいただきます
いったん受講するために支払いましたが、途中で受講できなくなりました。返金していただけますか?
いったん受講料をお支払いいただいた後のご返金はいかなる理由でも受けつけておりません

受講方法に関して

1コマずつ別の日に受講することはできますか?
1コマずつ受講することは可能です。最初に受講登録をしてから60日間は受講履歴や合格した単元は記憶されています。この間にすべての研修を修了してください
再度視聴することはできますか?
最初に受講登録をしてから60日間のアカウント有効期限の間であれば、何度でもご視聴いただけます

「婦人科特定疾患治療管理料」の算定に関して

本管理料の届出はどのようにすればよいですか?
届出書類(「婦人科特定疾患治療管理料の施設基準に係る届出書添付書類」は地方厚生局のホームページよりダウンロードできます)に、診療担当医の氏名とその医師の「器質性月経困難症に対する適正なホルモン療法等に係る研修」の修了証を添えて地方厚生局に届け出てください。詳細は本サイトの冒頭の目次から「2.『婦人科特定疾患治療管理料』の算定要件と施設基準」、日本産科婦人科学会のホームページから「『婦人科特定疾患治療管理料』の運用について」をご参照ください
すでに本管理料を届け出ているのですが、研修が修了したらどのようにすればよいですか?
すでに診療担当医氏名を記載して届け出ている施設も、2020年9月30日までに本研修の修了証を添えて再度届け出ることによって、最初の届出の翌月以降にまで遡って本管理料を算定することが可能となります
本研修の受講を修了後、ただちに「婦人科特定疾患治療管理料」の算定が可能でしょうか?
研修修了書を添付して地域の厚生局に施設基準の届出を提出した翌月から算定が可能になります(令和2年9月までは猶予期間があります)
治療前には患者の同意が必要でしょうか?
治療前には患者の同意をとっておく必要があります。診療録に記載するとともに、可能であれば各医療機関で作成した同意書をとっておいてください。日本産科婦人科学会のホームページ「会員の皆様へのお知らせ」欄の令和2年3月23日付「『婦人科特定疾患治療管理料』の運用について」の資料2が診療計画書の一例ですので、参考にしてください
初診時からの算定は可能でしょうか?
初診月の算定はできません。初診料には同月内に行った指導の費用が含まれています。翌月以降の再診時から3か月に1回算定できます

ページTOPへ

6.お申し込み

「お申し込みページを開く」ボタンからお申し込みいただけます。(お申し込みにあたり、最初にメールアドレスの確認が必要となります)

お申し込みページを開く
弊社ウェブサイトのメンテナンスに伴い、お申し込みフォームにアクセスできない状態が発生いたします。

■お申し込みフォームにアクセスできない日時
 2020年12月14日(月)7:00 ~ 12:00
 ※作業進捗により前後する可能性があります
 ※お申し込みフォーム以外のWebページの閲覧やe-ラーニングの受講は通常通りご利用いただけます

ご不便をおかけいたしますが、何卒ご了承の程お願い申し上げます。

※土日・祝日・年末年始は休業となります
(e-ラーニングは受講していただけますが、お申し込み・各種書類発送・お問い合わせは翌営業日からの対応となります)

※ お手数ですが、領収証は>>> こちらからご依頼ください

ページTOPへ

7.受講開始

すでにお申し込みいただき、アカウント(IDとパスワード)をお持ちの方は以下から受講を開始してください
受講履歴のご確認と修了証のダウンロード機能も、アカウントの有効期限が過ぎるとご利用いただけませんのでご留意ください

1つのID・パスワードでパソコン、スマートフォン・タブレット端末のどちらからでもご利用いただけます(同時ログインはできません)

※ スマートフォン・タブレット端末で「パソコン用ログイン画面」から受講すると、履歴が正常に残らない場合があります。 必ず「スマートフォン・タブレット端末用ログイン画面」から受講してください

パソコン用ログイン画面を開く スマートフォン・タブレット端末用ログイン画面を開く

ページTOPへ

8.お問い合わせ

本研修につきましては、>>> 株式会社 学研メディカルサポートまでお問い合わせください
(研修内容に関しての回答は主催者が行いますが、窓口は学研メディカルサポートとなります。また関連制度については厚生労働省または各地方厚生局にお問い合わせください)

ページTOPへ