- 投稿日
- 2025.12.15
- 更新日
- 2025.12.15
『学研介護サポート』ご利用施設へインタビューしました!
今回のコラムから、「学研介護サポート」を導入されている介護老人保健施設なとり様に導入理由やその後について伺ったお話をお届けします。全3回の特別企画です。ぜひご覧ください!
介護老人保健施設なとり
【インタビュー施設/担当者】
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総看護師長
鈴木 郁子 様
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介護士長
飛知和 賢史 様
【ご施設概要】
宮城県名取市の丘の中腹に位置する「介護老人保健施設なとり」は、仙台市街と太平洋を一望できる恵まれた環境のもと、1995年の開設以来、地域包括ケアの要として歩みを続けてきました。施設と職員が一貫して重視しているのは、利用者一人ひとりに寄り添う「心からのあたたかいおもてなし」です。その理念を軸に、笑顔と安心を地域へ届け、“いきいきとした毎日”を支える体制を磨いています。
同施設は2024年5月に『学研介護サポート』を導入しましたが、その決断に至るまでには複数のハードルがありました。導入前に浮き彫りになった「研修の課題」と、「学研介護サポート導入の決め手」について、総看護師長の鈴木様、介護士長の飛知和様に取材しました。
介護 e-ラーニング「学研介護サポート」導入前の研修の課題
研修参加率・コスト・公平性・内容の質の課題
1)研修の開催時間帯による参加機会の偏りと低い参加率
- 平日18~19時に、通所リハビリテーションホールで研修を実施。利用者様の退館後に集合研修を開催するものの、シフト制の職員は参加しづらく、出席率は約20%に留まった。
- 参加状況に応じて時間外手当が発生し、財政的負担も増大。施設・職員双方の負担が大きかった。
2)年間スケジュールの制約
- 法定研修で年間教育計画がほぼ埋まり、現場からの「学びたいテーマ」の反映や経験年数別の研修実施が難しかった。
3)講師役の限界
- 同じテーマを年2回実施、同じ人が講師役が繰り返し担当していた。毎年類似した研修内容でマンネリ化。参加意欲が低下し、欠席者へのフォローは資料配布と口頭説明で行っていたが、それでは理解が深まらなかった。
- 講師役の負担も大きく、研修の準備時間が確保しづらかった。
研修時の感染対策の必要性からデモ視聴と視聴後アンケートを実施
- 2020年1月に国内で初の新型コロナウィルス感染者が確認された。感染対策をしながらの研修運営に悩んでいた際、学研メディカルサポートからe-ラーニング『学研介護サポート』導入の提案を受け、同年10月のデモ視聴を全職員に実施。
- デモ視聴実施後のアンケートでは約8割の職員が「今後の導入の必要性を感じる」と回答。また、感染対策として”密を避けながらの継続的な学び”が強く求められた。(以下のアンケート結果は介護老人保健施設なとり提供)
| 職員から寄せられた意見 |
| 内容に関すること・要望 |
- ・移乗・移動に関しては実技的な部分も取り入れた方がわかりやすい
- ・「介護の基本、移乗・移動、体の仕組み」などを学べた
- ・リハビリに関連した(治療・手技)があれば興味ある
- ・接遇の再認識をすることができた
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| 教育等への活用 |
- ・新人研修に活用出来ると思います(介助方法など)
- ・多職種も視聴できるとよい
- ・自己研鑽に活用したい
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| 視聴時間に関すること |
- ・見るための時間的な余裕が必要だが、視聴しやすい講義時間数ではある
- ・時間と興味があれば、利用する人は多そう
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| 知識の向上に関すること |
- ・知識の振り返りができた
- ・理解が深まり、知識に肉付けできた
- ・職種問わず必要なものばかり!共有したほうが良い知識に悩んだときに、いつでも活用できる点はメリット
- ・一部認知症のところは視聴したい
- ・根拠を持った知識・実践は必要だと思います
- ・幅広い分野、立場役職などに応じたジャンルの講義でとても良かった
- ・感染リスクを避けるために必要
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導入前のスタッフ教育の悩み
- 多様な働き方の職員に均等な学習機会を提供できない
- 従来の集合研修では感染リスクや研修開催の負担が増大
- 研修の「質」と「量」の両立が難しく、スタッフのスキルアップが頭打ち
- 資料配布や口頭説明といった研修後フォローだけでは理解が深まらず知識の定着率が低い
『学研介護サポート』導入の決め手
課題解決の打ち手として、介護老人保健施設なとりは『学研介護サポート』の導入を決断しました。導入理由を以下に整理しました。
短時間で学べる研修構成
1テーマ約10分で学べる構成となっているため、スキマ時間にも学習できる、また、途中停止や映像再開も自由に行える。
シフト勤務でも同じカリキュラムで受講可能
集合研修では難しかったシフト勤務のスタッフに公平な学習機会を提供できる。小グループでの研修開催や繰り返し視聴もできるため、感染対策しながら参加率向上や習熟度に応じた教育が見込まれる。
豊富なコンテンツと操作性の高さ
対象者にあわせた研修が可能。豊富なコースやテーマ、毎年の新規コンテンツも魅力。職員からは「操作がわかりやすく、短時間で重要ポイントが押さえられる」と高評価。
コスト削減と研修効果の「見える化」
時間外手当や講師役の負担の削減に加え、受講データを管理画面で把握できるため、研修効果の可視化・次年度計画への反映が容易になる。
まとめ
介護老人保健施設なとりは、研修について「参加率」「コスト」「公平性」「内容の質」といった複合的な課題に直面していました。『学研介護サポート』は、短時間で集中して学べる構成と、場所・時間を選ばない受講環境により、働き方が多様化する時代の研修にフィットします。公平性と効率性、質の担保を同時に満たす仕組みとして、同施設は導入に踏み切りました。地域包括ケアの質を高めるうえで、継続可能な学びのインフラ整備は欠かせないという現場の実感が、今回の導入理由に現れています。
次回予告!
次回は『学研介護サポート』導入後の運用体制と効果を追います。e-ラーニング導入後の研修受講データ、教育設計の変化、職員の習熟度の実際に迫る予定です。e-ラーニング導入検討中の介護施設にとって、具体的な導入後をイメージするのに役立つ内容をお届けします。ぜひご覧ください!!
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