コラム

2026.04.21

【台湾看護事情研修旅行】
#3 台湾の魅力・基本情報など

「你好(Nǐ hǎo)!」本ページにご訪問いただきありがとうございます!
第3回となる今回は、2026年6月8日(月)~12日(金)に開催予定の『第2回海外看護事情研修旅行(台湾)』(現在、参加者募集中!詳細はこちら:https://gakken-meds.jp/post/news/20260224/)でなぜ台湾が選ばれたのか? その理由を台湾の基本情報・魅力とともにご紹介します。ページの最後には、コロナ下の台湾で活躍したある人物の名言も掲載しています。
最後までお楽しみください!

台湾の基本情報

九份

・主要都市:台北、台中、高雄
・面積:約3万6,000㎢(九州よりやや小さい)
・人口:約2,340万人(日本の約18%)
・時差:日本-1時間
・言語:中国語、台湾語、客家語など
・民族:漢民族が9割以上を占める、マレーポリネシア系の原住民も
・宗教:仏教、道教、キリスト教など
・通貨:新台湾ドル(2026年4月現在1TWD/5円程度)

台湾の名物etc.

・観光:ランドマークである「台北101」(華やかな都会感)、ジブリ映画のモデルにもなった「九份(きゅうふん)」(レトロで懐かしい雰囲気)、白菜と豚の角煮(!?)がある「故宮博物院」(世界四大博物館のひとつ)
・食:豆花(トウファ)、大鶏排(ダージーパイ、巨大なフライドチキン)、タピオカミルクティー、小籠包、魯肉飯(ルーローハン)、パイナップルケーキ、蚵仔煎(オアチェン、牡蠣入りオムレツ)、臭豆腐、お茶(阿里山茶など)、芋圓(タロイモ団子)
・文化:士林夜市、饒河街夜市、寧夏夜市などが有名な「夜市」は、買い物や食事の場にとどまらず、地元住民の社交の場としても機能している
・企業:TSMC(台湾積体電路製造:半導体メーカー、熊本への工場開設が話題になったアジア最大の企業)
・アジア第3位、世界でも第10位のデジタル競争力を誇る(2025年版IMD世界デジタル競争力ランキング)

タピオカ
魯肉飯
故宮博物院

なぜ台湾?→アジア第3位のデジタル競争力で医療DX先進、NP(現地では専科護理師)活用もさかん

2028年ごろ超高齢化社会を迎えると予測される台湾では、ヘルスケア領域におけるデジタル活用が急ピッチで進み、政府による健康・医療・介護情報プラットフォームの実装のもと、各医療機関でスマート外来、スマート病棟など、業務効率化がはかられています。
台湾の医療DXの核となる「国民健康保険カード」により国民の病歴はクラウド共有され、重複診断防止・病院滞在時間の大幅短縮などに寄与。各医療機関では、電子カルテ・医療画像電子化の導入やAIによる予約平準化による患者待ち時間の削減、遠隔医療での患者移動時間の削減など多様な取組が進んでいます。
またコロナ禍には、当時デジタル大臣だったオードリー・タン氏主導のもと、マスク在庫管理システムを3日で構築、感染拡大の早期の封じ込めにも成功したことは記憶に新しいものと思います。

日本でもマイナンバーカードへの情報集約が進むなか、人材不足下でも効率的運営を実現する台湾の好事例は、きっと今後の医療の方向性を考えるヒントになるのではないでしょうか。

本企画は、世界の先進的な医療の取り組みの視察や現地スタッフとの意見交換をとおして、自施設ひいては日本の医療機関の課題解決を考える契機としていただきたい、という主旨のもと企画いたしました。
海外の看護・医療事情を広く知ることで、皆さまの視野拡大や業務・キャリアを見つめ直すきっかけになればと考えております。奮ってご参加ください。
次回以降、台湾の詳しい医療事情や魅力を紹介してまいります。
引き続き、どうぞお楽しみに!「再見(Zài jiàn)!」

小籠包

おまけ:史上最年少大臣のお気に入り

台湾で史上最年少の35歳で入閣したオードリー・タン(Audrey Tang)氏。コロナ下の台湾で、新型コロナ対策を主導し、世界から注目を集めました。
1981年台北生まれ、 8歳でプログラミング開始、14歳で中学中退、15歳で起業。その後、米Apple社で顧問としてSiri開発に関与、33歳でビジネスからの引退を宣言、2016年に台湾のデジタル大臣に就任(初代・史上最年少)し、2019年には米外交誌『Foreign Policy』誌の「世界の頭脳100人」に選出。IQは推定180ともいわれ、トランスジェンダー、ハッカー、詩人など、多彩な顔をもっています。
また、東京都新型コロナウイルス感染症対策サイトの修正にも協力、日本のメディアにもたびたび登場しています。

そんなタン氏は、心臓に問題を抱えながら生まれ、手術が受けられるまでの12年間、眠るたびに明日の朝目覚めることができるかわからないという日々を過ごしました。この経験から「publish before I perish(朽ちる前に公開せよ)」というモットーが生まれたそうです。
これは、よいアイデアを思いついたら毎日公開する、という主旨で、不完全なアイデアであっても公開することで誰かの手に渡り、たとえ自分が目覚めることがなくても、アイデアが育つ可能性があるという意図があってのものです。
またタン氏は、さまざまなインタビューで、カナダのシンガーソングライターLeonard Cohenの名曲「Anthem」の一節、「There is crack in everything and that’s how the light gets in.」(すべてのものにはひびがあり、そこから光が差し込む)を引用されています。これは、ひび(不完全さや欠陥)は光(希望・改善)の入り口であり、弱さや不完全さを受け入れることで、そこから希望が見いだせるというメッセージです。

タン氏の幅広い活躍の一部を、今回の視察旅行のなかで確認することもできるかもしれません。不完全さを光に変える知恵を一緒に探しに行きませんか?

第2回看護事情研修旅行(台湾)お申し込み

  • 期間:2026年6月8日(月)~12日(金)の5日間
  • 費用:お1人様 \317,500- ※燃油サーチャージ他は別
  • 募集人数:限定18名様
  • 申し込み締切日:2026年4月30日(木)

詳細とお申し込みに関しては、以下ご案内ページをご確認ください。

台湾視察研修のご案内はこちら
台湾の街並み

ご参考:第1回海外看護事情研修旅行(エストニア・フィンランド)開催報告

2025年11月2~8日の7日間の日程で、第1回海外看護事情研修旅行(エストニア・フィンランド)としてDX先進国であるエストニアと地域包括ケアに長年取り組んでいるフィンランドの病院・高齢者施設を訪問しました。以下に、実施報告を掲載しておりますので、視察のご参加の検討に合わせてご覧ください
エストニア・タリンでの訪問報告はこちら
フィンランド・ヘルシンキでの訪問報告はこちら

※台湾についてもっと詳しく知りたい方は地球の歩き方社のこちらのページもご参照ください
https://www.arukikata.co.jp/area/tw/

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