コラム

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2026.08.14

医療DXよもやま話
第5回 RPA

今回のよもやま話は、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)についてです。
RPA は、パソコン上の定型的な作業をロボットによって自動化させるツールのことで、いわゆる手足のある人型ロボットではなく、パソコンや電子カルテ内で働くソフトウェア型ロボットです。

具体的には、統計作業などの単純入力業務の自動化のほか、電子カルテの情報を定型的に抽出し、自動で退院サマリーを作成することも可能です。導入のポイントは、いかに作業を定型化(シナリオ作り)できるかにかかっています。往々にして人的作業には、人にしかできない繊細な判断を実施していることが多く、それをロボットに担わせようとするとかえって工程が複雑になることが問題になります。このようなことで RPA 導入を諦めてしまうケースが多いようです。

そこで、RPA 取り扱い業者は、導入支援をセットにして販売しているようです。しかしながら、いつまでも業者に頼り切っていては、コスト高になって RPA 活用の効果が薄れてしまいます。

したがって、RPA 導入に重要なことは IT 人材を育成することも併せて行い、RPA の活用を推進させることにあるのです。

まさにシステム導入と人材育成はセットで考えるということの典型例ではないかと思います。


【プロフィール】
著者:
国立健康危機管理研究機構 国立国際医療センター 事務部 部長
日本診療情報管理士会 会長
須貝 和則 先生

※本コラムは、メディカルサポート便り 2025年8月号に掲載されたものです。

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